2017.1.25 人材を定着させるための努力 その1

最近、採用に関する相談が多く、その関係の資料を読み込んでいます。

 

そもそも、採用の前に『辞めさせない』とか『定着させる』ために、どんな努力が必要なのでしょうか。今回は、2016年ものづくり白書からのデータを見てみます。

 

図212-4 ものづくり人材を定着させるための取組(複数回答)

212_04.png(画像をクリックすると拡大画像が表示されます)

出所:2016年ものづくり白書 P210

 

このデータは、労働生産性が他社と比べて高いと考える企業と低いと考える企業の間に、人材を定着させるための取組の実施状況について確認したものです。


高い企業と低い企業で、明確に差がでているのが次の4項目。

「賃金水準の向上」、「業績を処遇に反映」、「能力を処遇に反映」、「福利厚生の充実」


中小企業にとって、賃金水準を向上させたり福利厚生を充実させるのには限界があります。取り組む余地があるとしたら、業績を処遇に反映すること、能力を処遇に反映することでしょう。


共に必要なのが『見える化』です。従業員の納得性を高めるには業績と能力を全員に見えるようにして、かつ処遇への反映方法が納得できるものでなくてはなりません。こう考えると、人事考課の仕組み作りって重要ですね。

 

正直、中小企業で『納得性の高い処遇への反映方法』を作り込むことは、なかなか難しいと思います。せめて情報をオープンにして、見える化だけでも進めたいものです。

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